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システム建築とは?メリット・デメリットを解説(コスト、工期、自由度)

日付
2024年11月25日
カテゴリ
工場・倉庫
  • システム建築とは?メリット・デメリットを解説(コスト、工期、自由度)

システム建築とは、工場や倉庫などの大規模施設を対象に、工場で規格化・製造した部材を現場で組み立てる建築工法です。在来工法と比べてコストを抑えられ、工期も短縮できる点が大きな特徴です。
この記事ではシステム建築の特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。工場などの建設を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

システム建築は重量鉄骨造が多い

コストパフォーマンスや精度を高めるために規格化された工法はさまざま存在しますが、その中でもシステム建築は、主に工場や倉庫、体育館などの大規模施設で採用されることが多い建築工法です。
特に、厚さ6mm以上の鋼材を使用した「重量鉄骨造」の建物が主流で、その名のとおり建築プロセスを「システム化」することで低コスト・短納期・高品質の実現を図っています。

重量鉄骨造の「システム建築」は鋼材の断面が大きく、高い耐久性を誇り長期間にわたり安定した構造を保ちます。
また、柱の少ないレイアウトで広い空間を作れるため、開放的で効率的な施設を建設したいときに最適です。

 

プレハブ建築/軽量鉄骨造

同じく工場や倉庫等でよく使われる工法として、あらかじめ部材を製造し規格化する「プレハブ建築」があります。高精度かつ低コストを実現する点は「システム建築」と同様ですが、「プレハブ建築」と「システム建築」の違いを確認しておきましょう。

実際には「木造」や「鉄骨造」などの建築構造とは違い、「システム建築」、「プレハブ建築」にかっちりした定義があるわけではありません。特に「プレハブ建築」は様々な場面で使われ、用途ごと少しずつ定義が違うことも多い呼び方です。
ただし、慣例的に、プレハブ建築といえば比較的小規模な施設や住宅で、部材の厚さ6mm未満の鋼材を使用した「軽量鉄骨造」の建築を指す際によく使われます。

 

システム建築・プレハブ建築・在来工法の比較

上記のような分類をまとめると、下記のような表となります。

建築工法 坪単価(コスト) 工期 耐久性・寿命 デザインの自由度 向いている用途
システム建築 ◯ 安価
(在来比)
◎ 非常に短い ◎ 高い
(重量鉄骨)
△ 制限あり 中〜大規模の工場・倉庫・店舗
プレハブ建築 ◎最も安価 ◎ 非常に短い △ 低い
(軽量鉄骨)
× ほぼ不可 小規模事務所・仮設校舎・休憩所
在来工法 △ 高価 △ 長い ◎ 高い ◎ 自由自在 特殊な形状の工場・複雑なオフィス

 

システム建築のメリット

 

ここからは、在来工法と比べた場合のシステム建築のメリットを3つご紹介します。

  • 工期が短い
  • コストを抑えられる
  • 品質が保証されている

順番に見ていきましょう。

 

工期が短い

システム建築の大きなメリットの一つは、工期の短縮です。あらかじめ工場で部材を製造し、現場で行うのはその部材を組み立てる作業のみ。天候や現場の状況に左右されることが少なく、安定したスケジュール管理が可能です。現場での作業時間を減らすことで全体の期間も短くなるため、事業の早期立ち上げを目指すならシステム建築がおすすめです。

 

コストを抑えられる

システム建築では、規格化された部材を大量生産するため、材料費を削減できます。さらに、現場での施工作業が減ることで、労務費が削減されるメリットも。工期の短縮により、工事期間中の経費や資材管理コストも抑えられるため、全体的にコストを削減できます。

 

品質が保証されている

システム建築では、あらかじめ仕様が定められた部材を使用するため、品質の安定性が確保されます。部材は工場で精密に製造されるため精度の高い部材を製作でき、また、工場内で検査やテストを行うことで確かな施工品質を確保します。このように、一貫した品質管理をできる点がシステム建築の強みです。

 

システム建築のデメリット

 

在来工法と比べてメリットが多いシステム建築ですが、もちろん以下のとおりデメリットもあります。

  • デザインの自由度が低い
  • 個別対応に制限がある

 

デザインの自由度が低い

システム建築は標準化された設計に基づくため、デザインの自由度に制限があります。特に曲線を取り入れる等の変わったデザインや天井高の高い建物は対応できないことも。特殊なデザインや複雑な設計を希望するなら、システム建築は向かない可能性があります。

 

個別対応に制限がある

システム建築は規格化された部材や設計を前提としているため、敷地の形状に合わせた構造変更や、一部の仕様を個別に対応するのが難しい場合があります。狭小の土地形状に合わせた建物配置や斜面を活かして階高を変える等の建築計画では標準化された部材が適応しにくく、規格部材を使うシステム建築では対応できないことがあります。

特別な対応が必要な工場や倉庫を建築したい場合は在来工法の方が適しているといえるでしょう。

 

システム建築に向いている建築用途

ローコストで大空間を作ることができる特性から、システム建築は以下のような用途の建築によく使用されています。

・工場、倉庫
 システム建築なら室内に柱のない大きな空間が作れ、生産ラインのレイアウト変更なども自在に行うことができます。最も得意とする分野の一つです。

・スポーツ施設
 柱などがあると競技が成り立ちにくいため、システム建築は屋内での運動施設にもよく使われています。いわゆる体育館やテニスコート、フットサル場などに多く用いられています。

・大型店舗、ショールーム
 特に郊外型の量販店や、自動車のショールームなどにぴったりの工法として、よく使われています。

 

まとめ

システム建築は主に重量鉄骨の建築として、規格化された部材を現場で組み立てることでコストや工期を削減した工法です。比較的ローコストで柱のない大きな空間造りを実現することができます。

具体的な費用や工期は、建物の規模・設計・立地条件によって大きく異なるため、正確な見積もりや工期を出すには専門家に相談する必要があります。費用や工期を知りたい方は、お問い合わせフォームからご相談ください。

 

システム建築をご検討の方へ

 

当記事を読んで「システム建築」にご興味がある方はぜひ、ヤマウラへご相談下さい。

弊社では在来建築やプレハブ建築はもちろん、システム建築でもご提案ができます。前項でご紹介させていただきましたとおり、システム建築には多くのメリットがあります。

ヤマウラのシステム建築では最大60mスパンの無柱空間を実現でき、生産効率の高い建物の建築が可能です。これまで数多くのシステム建築の実績があり、お客様のご要望により最適なご提案をさせていただきます。ぜひ、ご気軽にご相談下さい。

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