医療施設のノウハウ
ドクターの医療方針建物で具現化
医療施設の設計
医療建築の設計においては、ドクターの医療方針を建物で具現化することが大事です。その際には建築設計だけでなく、地域の医療ニーズを分析することも必要です。
患者さんにとってもスタッフにとっても、機能的で快適な動線計画やレイアウト計画を練ることも欠かせません。
基本設計
周辺調査
物件のみならず、物件を取り巻く周辺環境全体をとらえておくことも大切です。
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- 調査1
- まずは物件の都市計画、用途地域、さらに交通手段についても調査
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- 調査2
- 物件に関係のある地域条例などを調査
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- 調査3
- 物件からの景観にも配慮する
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- 調査4
- 建物レイアウト(ゾーニング)を行う
ドクターへのヒアリング
建物の基本プラン作成にはドクターへの医療方針に基づいて聞き取りを行います。
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- ヒアリング1
- 必要な部屋数
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- ヒアリング2
- 各部屋の必要面積
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- ヒアリング3
- 各部屋の必要設備
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- ヒアリング4
- その他の必要機能
レイアウトの事前意見交換
患者さん及びドクター、その他スタッフの動線計画を考慮に入れて、大まかなレイアウトを決めます。
建物プラン
建物の基本プランは、ゾーニング・面積図・機能図・ラフプランの手順で決定します。
耐震設計
診療所の耐震性は重要項目ですから、設計段階の時点で地震から患者さんや医療スタッフを守れる院内設備を整えておく必要があります。
医療施設の設計
医療機器の設置計画(1)
医療のIT化への対応を念頭に院内のネットワーク化は効率性、機能性を重視します。
医療機器の設置計画(2)
内視鏡、CT、X線その他、医療機器の設置基準に基づいた設計も大切です。
什器など設置計画
患者さんの快適性を尊重して内装什器、医療用什器の選定のお手伝いをします。