表彰実績・リリースCommendation record and Release
当社が新たに立ち上げた食品工場ブランド「オイシールド」がこのほど、「第24回日食優秀食品 機械・資材・素材賞」(機械部門)を受賞しました。
この賞は、日本食糧新聞社が優れた食品機械やロボット、素材などをたたえる目的で創設しました。食品大手や業界団体、学識経験者でつくる選考委員会が審査に当たっており、当社は今回、名だたる企業と比肩しての受賞となりました。
オイシールドは、「食の安全と美味しさを衛(まも)る」をコンセプトとした食品工場ブランドです。仮想空間でリアル空間を再現する技術「デジタルツイン」を武器に、仮想空間に工場を建設し、新設・既設改修を問わず、設計段階から建屋や生産ラインをモデル化して全体最適を追求できるのが特長です。当社は3次元システム「BIM」(ビルディング・インフォメーション・モデリング)や3Dレーザースキャナー、ドローンなど、最新のIT機器を活用して高品質な建築提案をしています。お施主様はヒトやモノの動線、設備・配管など、建設前に端末やVRカメラで「ヒトの目の感覚」で仮想工場の検証が可能となっています。
当社は、食品工場実績の8割以上を設計・施工一括で受注しています。一括受注は設計・施工の両部門が情報共有できるため、施工後の保守・メンテナンスを設計にフィードバックすることで、計画段階から結露や異物混入などの対策を実行できるメリットがあります。
また、当社は社内にエンジニアリング事業部があり、食品工場建設だけでなく、生産設備の企画から設計・制作・据え付け・メンテナンスまで一貫体制で対応しています。製缶製作や自動搬送装置の自動化・省力化といった提案もでき、お客様の事業性を高めることを目指しています。
当社には、営業を含め30人以上のスタッフがHACCP設計士の資格を取得しています。HACCPに関する知識を動画で習得できる独自の社内教育システム「ヤマウラアカデミー」も構築しており、営業や技術者の養成に注力している点も今回の受賞につながりました。
(写真)贈呈式で日本食糧新聞社の杉田尚社長より表彰を受ける藤木公明営業本部長㊧(9月16日、第一ホテル東京)
(写真2)表彰の盾