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クリーンルーム(clean room,CR)企画・設計・施工Clean Room

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クリーンルームをお考えの方へ

クリーンルーム(※1)は空気中における粉塵や微粒子や、温度、湿度、圧力等の環境条件についても制御できる空間の事です。 そのため半導体、電子機器、光学機器、食品、医療医薬品など、高品質な製品を作り出す分野で幅広く利用されています。製品の品質を高め、生産性を向上させるために必要不可欠なシステムと言えます。 空気中の粉塵の除去をするために超高性能エアフィルタ(HEPAなど)を通じて空気を送り込み、排気経路から空気を建屋外に排気或いは建屋内で循環させる給排気システムを備えています。給排気システムの方式には一方向流方式、非一方向流方式等(※2)があります。

クリーンルームの基本的な動線

クリーンルームの基本的な動線
クリーンルーム 4原則
  1. 1汚染物質を持ち込まない
  2. 2汚染物質を発生させない
  3. 3汚染物質を排除する
  4. 4汚染物質を堆積させない

この4原則のためには、大気中・人体・製品・機械から発生する粉塵、異物、虫、水分、熱、汗等を持ち込まない、増殖させない、そして速やかに除去することが大切になります。そのためにも、適切な動線計画が大切となります。

クリーンルームの基本的な動線

この4原則のためには、大気中・人体・製品・機械から発生する粉塵、異物、虫、水分、熱、汗等を持ち込まない、増殖させない、そして速やかに除去することが大切になります。そのためにも、適切な動線計画が大切となります。

クリーンルームの基本的な動線
施工実績
用途
精密ばね製造工場・精密機械製造工場・画像関係製造工場 医療関係製造工場・精密部品製造工場・光学部品製造工場 食品製造工場 他 ※施工例写真は一部です

ヤマウラが選ばれる 3つの理由

理 由1

ワンストップサポートなので、お客様への負担も軽減!

クリーンルームの企画・設計・施工まで一括管理で工期の短縮が可能に。 お客様への負担も軽減し、安心してお任せいただけます。
理 由2

BIMの活用により、お客様の事業性の確立が可能!

BIMの最新システムを活用し、動線や空調などのシミュレーションを行い効率よくイメージ共有を実現。計画の段階で合意形成を図ることができます。
理 由3

経験豊富な有資格者が対応するから安心!

豊富な経験とノウハウを有する一級建築士・設備設計一級建築士・構造設計一級建築士・一級建築施工管理技士が対応します。ヤマウラはクリーンルーム工場はもちろん、食品工場や医療施設など豊富な施工実績と信頼を得ています。
クリーンルーム工場  建設プロジェクトの流れ
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※1 クリーンルームとは

■クリーンルームの定義

浮遊粒子濃度が制御されており、室内における微小粒子の流入、生成及び停滞を最小限にするように建設され、使用され、また例えば、温度、湿度及び圧力など、ほかの関連パラメータが必要に応じて制御されている部屋(ISO14644-1(1999))

簡単にまとめると、「室内の塵埃が最小限になるように制御し、かつ空調をコントロール可能な部屋」となります。

※2 一方向流方式・非一方向流方式とは

一方向流方式
■ 一方向流方式

一方向流方式とは一定の方向に流れていく気流の方式です。 塵埃等は気流に沿って押し出されるように除去され、高い清浄度が得られます。 さらに、天井吹き出しで床面一体の吸い込みの垂直流と、壁面吹き出しの逆壁面の吸い込みの水平流に分類されます。

非一方向流方式
■ 非一方向流方式

非一方向流方式とは塵埃が清浄空気によって希釈される形で排出されます。一方向流方式と比べ清浄度は低いですが、価格面でメリットがあるため広く用いられています。

■ 規格
1963年
米国連邦規格(FED-STD-209)制定 FED-STD-209が現在一般的に使われている、クラス100 1000 100000である。 1ft3(立方フィート・1ft=30.48cm)の空間に0.5μm以上の粒子が何個存在するか表現する。
1992年
米国連邦規格(FED-STD-209E)制定
1999年
日本のJIS規格を基本とした国際規格ISO14644-1が制定 微細加工技術の進展により、1m3中の0.1μm以上の粒子数を規定した
2001年
米国連邦規定廃止

注)廃止された規格を今でも数多く使用されているのは、バーティクルカウンター等の計測器が新しい規格に適応されていないため、現場で管理できないことが要因です。現実的には、廃止された現在でも米国連邦規格で表現されていますが、将来的にはISO規格に移行していく必要があります。

クリーンルームの施工事例

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