DATA
AREA | 長野県上田市 |
FLOOR AREA | 1458.94㎡ |
USE | ワイナリー・工場 |
FLOOR | 地上2階 |
STRUCTURE | S造 |
COMPLETION | 2019年 |
陣場台地の小高い丘に稜線と呼応する
緩やかな曲線を描く大屋根のフォルムを持つワイナリーは
トップヒルのスカイラインを形成しこの地のランドマークとなる
日本初 ワールド・ベスト・ヴィンヤード30位へ選出
2020年:ワールド・ベスト・ヴィンヤード30位(ベストアジア)
2021年:ワールド・ベスト・ヴィンヤード33位
「ワールド・ベスト・ヴィンヤード(World’s Best Vineyards)」は、
世界最高のワイナリーを選出するアワードであり、
イギリスのウィリアム・リード・ビジネス・メディアが2019年から開催している。
このアワードでは、ワインの生産だけでなく、
醸造所やぶどう畑の見学、
ワインのテイスティングなどができるワイナリーツアーを実施し、
素晴らしい景色やレストラン、滞在場所を兼ね備えるなど、
優れたワインツーリズムに取り組むワイナリーを選出している。
360度ブドウ畑に囲まれるワイナリー
ブドウに優しい、グラビティフローを用いたワイナリー
敷地の勾配を生かし重力を利用して果実やワインを移動させる方法で
ポンプに比べて衝撃が少なく、極めて優しくぶどうやワインを取り扱えるため繊
細なブドウに優しい製造方法となります。
ロゴより導き出すプランコンセプト
2階セラードアは多様なツアー・企画に
対応できるクラスター(ぶどうの房)型式の空間構成とします。
• 穂軸=主動線とし
• 果実=各部屋が房としてつながっている空間構成
• 部屋の独立性を確保しやすい計画