2025.02.12
今年は異常気象なのか、大寒の間は3月並の陽気で、節分辺りから最強寒波が
襲来し日本海側では大雪による被害が多かった様子です。ここ数日は日中の気
温が幾分か高くなり、春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。デスクワークが続
くとコーヒーを飲み続けてしまうので、何か胃に優しい飲み物が欲しいな~と思っ
ていたら、お客様から「ゆず茶」をいただきました。やさしい甘さでホッコリします。
皆さんもお試しください。
8日未明には日米首脳会談が行われ、誰もが注目していた「日本製鉄によるUS
スチール買収問題」ですが「投資ならOK」という曖昧な表現で片付けられてしま
い、経産省幹部からは「買収と投資の差はつめていない。どちらか決めない方が
いい。話としては次につながった」と説明し日鉄側もコメントを出していません。
この買収を巡る発言を時系列で見ても、釈然としません。玉虫色の合意にどんな
意味が潜んでいるのでしょうか?
記事にある、石破首相の「買収ではなく投資だ。どちらかが利益を得る一方的な
関係にはならないと強く認識を共有した」とのコメントは日本製鉄が期待していた
方向なのでしょうか?全米鉄鋼労働組合のデービット・マッコール会長は、日鉄
に対し「米国市場で製品をダンピング(不当廉売)してきた歴史を持つ詐欺師であ
ることが証明されている」と批判しています。事実関係は不明ですが、、、
トランプ大統領も「所有権が米国外に移ることは心証的によくない」と発言してい
ます。只、経営不振の会社に経営権を持たずに投資をすることは考え難いです。
昨晩の経済ニュースでは「日鉄はこれまでとは全く異なる大胆な提案を検討して
いる」と丸紅経済研究所社長の今村氏がコメントしています。期待しましょう。
その他の対談内容は⇒こちら
ここで気になる点は、現在の対米投資額120兆円から151兆円まで引き上げたい
と言い切ったことに対し、某テレビ局の番組に生出演した折「民間がやることだか
ら政府があれこれ言う問題ではない」など無責任発言をしたことで、ネット上では
大荒れになりました。前岸田首相の頃も、議員の失言が幾度となく問題視されて
いたので、軽率な発言は控えていただきたいものです。
今回の対談での評価を「お行儀が悪い」など多くのコメントを目にしましたが国民
民主党の玉木代表はツイッターで「素晴らしい日米首脳会談だった」とコメントし
良好な雰囲気でスタートできたのでは、、としています。
日米間の関税問題には具体的に触れていませんが、少しずつ友好関係を築いて
いただけることを期待します。
~市川のひとりごと、、、でした~
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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