2025.01.30
いよいよ空飛ぶ車が実用化され、既に323機の予約を得ていることに驚きました
記事は⇒こちら
2025年4月開幕の関西万博でデモ飛行が披露され、2026年以降には納入開始
の見通しとあれば、多方面でのビジネス展開が今より予測できない程のスピード
感で繰り広げられる期待と裏腹にリスクも伴うだろうと思うと、日々の情報収集は
必須となります。ぼーとしてはいられませんね。時代に乗るって体力勝負ですね。
現実に戻って、24日までの日銀政策決定会合で政策金利を0.25ポイント引上げ
0.5%程度と決定されました。25年は金利が2段階で上昇する可能性が高いので
住宅ローンを返済中の家庭では家計の見直しが急務となります。参考記事は⇒こちら
これにより家庭内の収入アップを検討する中で、2025年の税制改正では配偶者
の非課税限度額が103万円から123万円に広がりそうです。家事の負担にならな
い程度に勤務時間の延長も検討してみては如何でしょうか?参考記事は⇒こちら
ただ、日銀が利上げする前提には賃金上昇を見込んでいるため、収入が変わら
なければ貯蓄の取り崩しとなってしまい、医療などの不意な出費があれば対応で
きないことも想定しておく必要があります。繰上返済(まとまった資金を一時金で
返済すると利息の軽減効果がみこめます)で金利を抑制できても教育費の準備
としていた資金にまで手を付けては危険です。今後必要な資金の支払時期を確
認し、短期的な資金は投資とせず、運用に効果がでる期間を考慮しておかないと
途中で解約するリスク分が無駄になってしまいます。金融商品の選択は、儲け話
に躍らされるのではなく、保留にしておける資金でなければ適格とは言えません
近年の物価高騰で家計の収支は3年前とは変わっていると思われます。使い方
を考える時、先ず3ヶ月 家計簿をきちんと付けてみましょう。前年の同時期と比較
して節約できる所とできない所を見極めてから、総じて幾ら不足するか分かれば
収入と支出のバランスが見えてきます。増収も節約もメンタルを損ねない程度に
しましょう。時々、家族で意見を交換しながらキチンと気持ちを理解して行かない
と不満から行き違いが生じてしまうものです。折角手にした我家を手放さないよう
に、苦しくなったら選択肢をいくつか出し合いながら専門家に相談することも大事
です。時間が経てば経つほど、できることが限られてきます。また、退職後も返済
が続く場合の資金設計は、体調が勝れなくなってからの必要な資金確保も試算
しておきましょう。以前、老後30年間で必要な資金が2,000万円と話題になったこ
とがありましたが、総務省の統計データによると二人暮らしの生活費は282,000円
で、月平均56,000円が貯蓄の取り崩しとなり、30年間で1,300万円~2,000万円
必要になるという試算からでした。そこに住宅ローンが10年以上残っていれば別
の収入を得なければならず、体調を崩してしまえば資金不足が生じます。近頃は
都心を主に、自宅のリースバックが話題になっていますが、難易度が高い様です
参考記事は⇒こちら
家族が思い描く暮らしと実際必要になる資金にギャップがあれば、見直しをする
時期ではないかと思います。事情が悪化しない内に融資先の銀行や近隣の友人
などに相談してみましょう。
~市川のひとりごと、、、でした~
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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