市川のひとりごと vol.95

2025年初のコラムとなります。新年明けましておめでとうございます。今年の正月

は例年に比べて穏やかな日和となりました。また能登半島地震から１年経ちまし

たが復興は遅れている様子です。被災された方々、どうぞお身体をお大事になさって下さい。

経済はと言いますと、６日の大発会では昨年末比で587円安で終えました。その様子は⇒こちら

年初で下げたからと言っても集計からは年間下落率は15％程度で20・21・23年

は年初で下げても年間で上昇しています。日本は米国経済の影響を受けやすい

ので特に外交が要となりますが、石破政権とトランプ次期政権の関係は良好に築

けておらず、４日にはイタリアのメロー首相が訪米しトランプ氏と会談できています

が、石破氏との首脳会談は２月以降に先延ばしされました。その真意を図る様に

３日には、バイデン米大統領は日本製鉄によるUSスチールへの買収計画に中止

命令を下しました。それでも日本製鉄の社長は会見で屈することなく「中止とする

理由を明確にしてほしい」と主張している様子を見て、応援すべく日本製鉄株に

投資しました（市川個人の見解です）。近年は有名企業のM&Aが進む中、外資系

ファンドが影の主役となり上場を廃止して株主を少数に絞ることで動機的経営を

可能にし、企業価値を向上させてから株式を売却してリターンを獲得する手法で

す。詳しくは⇒こちら

７日の日経記事には、米投資ファンドのKKRが西友の売却に踏み切りました。

詳しい記事は⇒こちら

西友の歴史は私の人生と並行しており、特に身近に思える企業の一つです。

記事の中にもありますが2002年に米ウｵルマートと資本業務提携した時は「これ

で安泰か」と思われましたが2021年から米投資ファンドKKRが株式を取得した時

から、この計画が進んでいたかと思うと残念でなりません。

このところ松本市内では既に撤退が決まっている、イトーヨーカドーは(1/13)松本

パルコは(2/末)松本の老舗百貨店の井上は(3/31)で営業終了となります。

中都市だった松本市は今後どんな変容を遂げるのか、淋しくもあり楽しみでもあり

複雑な思いで見守ることとします。

～市川のひとりごと、、、でした～