街を造り、日常をつくる。株式会社ヤマウラ

2025.07.14

市川のひとりごと vol.112

市川のひとりごと vol.112

このところ、あちこちから蝉の声が聞こえてきます。夏の風物詩の一つですが何故か近くで聞いていると

暑苦しく感じますが、遠くから聞こえてくる声は涼しく感じます(市川の場合)不思議なものです。

風鈴は素材によって状況が変わり ガラス製の音は川のせせらぎを感じ、南部鉄製の音からは幼少期に

祖母の家に遊びに行った時の情景が思い出されます(これも市川の場合)、皆さまはどんな風に感じられますか?
さて、1日に国税庁が2025年度の路線価を発表しました。4年連続上昇で中でも長野県白馬村は

前年比32.4%プラスとなりました。路線価4年連続上昇の日経記事は⇒こちら

長野県白馬村2年連続で全国トップ記事も⇒こちら

 

インバウンド(訪日外国人)による経済効果は各地に良い影響を与えていますが

インバウンド消費は国際情勢の影響を受けやすく、感染症の流行や日本周辺の有事などによって

訪日客数が減少した場合、日本経済への打撃が大きくなることも想定しておく必要があると、

東北運輸局の川崎局長は懸念材料を提示されいます。また、以前からそこに住む人達にとっては、

住み難い環境になっているとの声も聞かれます。固定資産税の上昇に始まり、近隣のスーパーの商品価格も

高騰したり、マナーの悪さから夜遅くまで騒いでいたり、ゴミの放置などが目につくとか。

文中にもあるように「観光需要と住民生活のバランスを取るための過渡期」だと再開発の担当者は話しています。

全国で最も高水準となると嬉しく思える一方で以前から住み慣れた環境から近隣の大町市に引越しを

検討する方も増えているとか。そこで長野県の人口動態の表は⇒こちら

 

この表によると、2024年の日本人は19,246人減少に対し外国人は3,768人増加。全国で出生率が

低下している中で外国人の増加は有難く思います。各地域の魅力をアピールしながらも、

地域住民との関係性も考えて行く必要がありそうです。松本市の場合、外国からの留学生を受け入れる

信州大学がある関係でコンビニで働く外国人を多く見かけますが、彼らは一生懸命働いています。

これからは、色んなかたちで共存共栄が必要となる社会に変わって行くなら、共に前向きに

歩み寄る努力と受入れる努力も必要なのかもしれません。

 

 

~市川のひとりごと、、、でした~

プロフィール


相続FP相談センター

代表 市川恵美子

1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う「もめない為の相続対策」を主に行っている。

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