街を造り、日常をつくる。株式会社ヤマウラ

2025.10.14

市川のひとりごと vol.119

市川のひとりごと vol.119

10月に入り秋らしい陽気となりました。10/4には自民党総裁選が行われ高市

新総裁が誕生しました。就任来 公明党との連立協議が保留となっていましたが

10日午後ようやく党首会談が行われました。4日の党首会談で公明党より3つの

懸懸念材料を伝えていたにも関わらず、中でも企業・団体献金の禁止に伴う

「政治資金収支報告書」の透明性の強化について「これから検討します」との

返答で自民党から明確かつ具体的な回答が得られなかったとし「連立離脱」

表明に至りました。これについては一年前から提示を迫られており昨年の

衆院選にしても国民に納得のゆく説明がない不信感から自公両党の敗北に至った

訳で「政治とカネ」の問題を軽く見る自民党に対し重く見る公明党からは

懐疑論が強まっていた様子が伺えます。会談後に斉藤氏は記者団に「いったん

白紙にして、これまでの関係に区切りをつける」と明言しました。昨晩の情報

番組に登壇された斉藤氏はキャスターから「今回の総裁選で小泉氏が選出

されていたら連立は継続しますか」との質問に「離脱の意思に変わりはない」と

答えていました。

日経記事は⇒こちら

 

これにより自民党単独では過半数割れとなり臨時国会で首相指名選挙となった場合、

諸情報によると立憲民主党で玉木雄一郎氏に絞られる可能性が高く、それを推す

党派も数派ある様子ですが、これも今回の自民党総選挙の様に結果を見るまでは

分かりません。こんなドタバタ劇により為替介入が後ザリになっており、円売りが

加速してドル円相場は一時153円を付ける場面もありました。米系金融機関の

運用幹部は今後トリプル安に転じるかも知れないと。(10/11日経記事より)

最近の傾向で 日本株は海外投資家により半導体関連株が買われているので日経

平均株価が上昇していますが、公明党の連立離脱報道により連休明けは売りが

先行するかも知れません。一部の記事によれば「日本もフランスのようになって

きた」との見方もあり、それは首相が相次ぐ交代により政治空白が生まれ これで

日本国債も格下げとなればトリプル安(株安・円安・そして債権安)もありうるかも

知れないなら、NISAやiDeCo の配分調整も必要になりますね。投資信託は長期に

続ければリスク分散できると言われますが、現在の立ち位置によっては残る投資

期間が8年未満なら凹んだ深さによっては回復に時間が掛かるかも知れません。

投資は他人任せではなく、自分も傾向を探って勉強しなければ誰も責任をとって

もらえず、あくまでも自己責任によりますから。

 

~市川のひとりごと、、、でした~

プロフィール


相続FP相談センター

代表 市川恵美子

1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う「もめない為の相続対策」を主に行っている。

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