2024.10.01
9月27日に自民党の総裁選が行われ、石破新総裁が誕生しました。高市早苗氏
と接戦となりましたが、5度目にして勝ち得た勝利です。今回は立候補者が9名と
乱立する大混戦でしたが、成るべき人が就任できたと思われます。
当選と同時に金融市場は大きく反応しましたが「石破ショック」は一時的とみられ
ています。石破新総裁の記者会見は⇒こちら
石破新総裁の人柄は⇒こちら
歴代の自民党総裁で功績を残した3人「田中角栄・小泉純一郎・安部晋三」の中
の一人である田中角栄元首相が石破茂氏の政治家としての起点になったとあり
安部晋三元首相とは総裁選で接戦の末に惜しくも敗れてしまった経験を持ちま
す。赤澤亮正財務副大臣によれば、石破茂氏のリーダーシップは「俺についてこ
い」とは言わず、理想を求めて勉強し研鑚し努力する姿を見て周りがついていく。
とコメントし、今後 立憲民主党の野田佳彦代表との論戦は石破氏しかできない。
と言い切っています。また29日のテレビ番組での発言からは、金融政策は日銀
が判断することとし、引続き支援している考えのようでした。今後は10月9日に衆
院を解散し10月27日に投開票を行う方針を固めたとされます。続いて「金融所得
課税の見直し」も成されるのか注目するところです。
もう一つ気掛かりなニュースがありました。韓国の年金が30年後に枯渇危機と
日経記事は⇒こちら
注意すべき点はこちらの⇒高齢者の相対的貧困率
前々大統領の頃から危惧されていた問題ですが着手しないまま今に至り、急速
な少子化の同時進行で収支悪化に歯止めがかからない状況で、試算では現在
の35歳が65歳となり年金を受け取れるタイミングで制度が破綻する見込みとか。
この問題は日本でも考えられることで、それを補填する目的で「iDeCo(個人型確
定拠出年金)」が創設されましたが、これは国の義務から国民の自己責任に転嫁
されたもので、運用に失敗すれば期待値に届かず高齢者になっても就業を余儀
なくされてしまいます。投資の勉強は怠らず経験を積んで行きましょう。
市川のひとりごと、、、でした。
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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