2024.07.16
貿易に大きく影響されるドル円相場が、昨日は162円台となり今後の動きが心配
でしたが、本日の早朝には157円台に抑制されていたのでホットしたのも束の間
7月12日15:40現在では159円台に引き戻されており、介入があったとしても今回
は効果が薄かった様に思えます。コロナも収束したかの様に巷ではノーマスクで
過ごす人の方が多く見受けますが、近頃はコロナに感染した方の情報が多くなり
ましたね。国を挙げての警告はありませんが、リスク管理は自己責任です。夏は
飲み会も多くなりますので、どうぞ羽目を外さない様にお気を付けください。
最近の相談者の傾向に「保険の見直し」で来られる方が増えましたので今回は
「共済の上手な使い方」についてお話します。先ず、生命保険は年齢が高くなれ
ば保険料が上がるため、一度契約をしたら見直しをせずに定年年齢まで払い続
ける方が多いです。標準的なご家庭のライフプランではお子様の学費が掛かる
時期の保障がピークとなりますが、卒業して社会人になったら子供自身の保障
は親から外してもよろしいかと思います。勿論、不安の担保として保険を選ぶの
ですから、それぞれの価値観に合わせていいと思います。只、住宅ローンは定年
以降は残さず、繰上返済をするとか親の老後の資金準備に蓄えたいので、保険
をスリムにして保険料を軽減することをお薦めします。「こくみん共済」は64歳迄
契約することができ、保険料は一律1800円です。保障額は65歳以降 逓減します
が最低保障は補えます。「県民共済」は69歳迄加入でき保険料は一律2000円
で、同じく保障額は逓減して行きます。
こくみん共済の詳細は⇒こちら
県民共済の詳細は⇒こちら
民間の生命保険で残しておきたい保障は、医療保険だけ若い内に契約しておい
て終身迄の保障を準備しておきましょう。主契約に特約で付けてあるものは60歳
頃に以後の保障を高い保険料で契約更新し80歳迄の保障しかない所もあります
次に葬式代として考えられる終身保険は払込が終われば保障は終身迄残りま
すが、最近は家族葬が増えていますので減額すれば保険料も安くなります。
7月4日の新聞紙上では、公的年金の受給額が33年後は厚生年金で2割減、
国民年金部分は3割減になってしまう試算です。保障も大切ですが手元にお金を
残す方法も検討する時期かと思います。
時事通信の記事は⇒こちら
保障の考え方や選び方は価値観によって異なりますので、ご家族で話し合って
みませんか?
市川のひとりごと、、、でした。
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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