街を造り、日常をつくる。株式会社ヤマウラ

2024.02.09

市川のひとりごと vol.64

市川のひとりごと vol.64

本日、俵万智さんのコメントが東スポWEBで目に留まったので読んでみて驚きました。近年

ではLINEやSNSで中高年から送信される文末に句点「。」がつくことに若者が恐怖心を抱く

「マルハラ(マルハラスメント)」が注目されているとか。掲載記事は⇒こちら

Z世代から見る中高年からのメール調の配信が「おじさん構文」や「おばさん構文」とされてお

り、スマホでLINEやSNSを利用するZ世代との価値観の相違からなのでしょうか。

いろいろな情報を集めてみましたので紹介します。

日経XTECH 記事は⇒こちら

Newsweek 記事は⇒こちら 

私も仕事がら出先から電話を送受信していた為、携帯電話を使い始めて30年以上になりま

すが、相手に失礼の無い様に丁寧に挨拶から入るので長文になってしまいます。文末が強

く感じられない様に顔文字を入れたりもしていました。読みやすくする為に句読点「、」も付け

て送信し、相手が着信に気付いた時に返信してもらえればいいと言う思いからの配慮でした

がZ世代からすると「ウザイ」と感じられてしまいます。逆に一言・一言で何度も送信されると、

中高年からすれば「面倒くさい」と思われます。合理主義の若者からすると句読点を打って迄

長文にしたくない等、それぞれが相手を思いやる価値観にも相違が生まれているのだと感じ

ます。通常会話にしても合理性を優先する若者からすると、長々と説明を聞くのは面倒だと

受け止められるので何処まで要点を絞ったら素直に聞いてもらえるのか難しいところです。

開業から28年程 FP研修をするなかで最近特に感じることは「人との関わり方」も変わってき

ている様に思います。それは「慣れ合わない」ということです。非常勤講師を務める職業訓練

の研修(FP研修)では、年齢も19歳から63歳で異業種の経験をされているので交流を深め

たり価値観を擦り合わせるには成長の場となるのですが、休憩時間中は各自のスマホを見

ていて隣の席の人とも会話も無く、授業が終われば直ぐに帰宅してしまいます。お互いに興

味を持たないので悩みも共有せず一人で抱え込んで、そこから抜け出せなくなってしまう生

生徒が少しずつ増えている様にも思えます。喜怒哀楽を表に出さないのでしょうか。

知り合いの高校生の子供さんは、友達が家に遊びにきても会話も少なく、お互いのスマホで

それぞれ別のサイトを見ているとか。子供に尋ねると、皆こんな感じじゃないの。。。と返すの

で一緒にいる意味があるのか疑問だと言っていました。まさに関わり方が希薄になっていて

将来は助け合う事もなくなってしまうのではないか心配になります。

皆さん もっと会話しましょう!

 

 

市川のひとりごと、、、でした。

 

プロフィール


株式会社 financial proxy

代表取締役 市川恵美子

1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。

ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。

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