2023.09.19
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、未だに暑い日が続いております。敬老の日は
お天気も良く、里帰りされた方も多かったのではないでしょうか?
さて今回は、住宅取得相談から読み取る近年の諸事情についてお話し致します。
人生の三大資金は、教育・住宅・老後と言われます。地方に於いては自動車維持費も
一家族2台で生涯4,000万円~5,500万円(燃料代は含まず)とウェイトを占めています。
相談者の殆どが40歳前後ですので、お子様の教育費の確保から見て行きますが、
総務省統計局の調査資料が参考になりますので確認してください。
「家計簿から見たファミリーライフ」は⇒こちら
教育関係費は⇒教育関係費
14ページ以降に興味深いデータがありますので見て行きます。お子様の教育費は
一人当たり、全て国公立で約1,000万円と大学が自宅外通学ならプラス400万円
大学が私立なら約2,000万円に人数分が第一優先に確保となります。次に住宅取
得にあたり頭金準備ができたら返済可能な借入をします。年齢別の負債と残高は
こちらのデータの様な残高でしたら返済可能な範囲ですが、3000万円以上の方も
少なくありません。今後は少子高齢化により現役世代からの所得税や社会保険
が逓増して行き、手元に残る資金で完済できるのかが不安材料になります。
先ずは健康でなければ予定通りの生活はできませんので、近年はスポーツ施設
を利用する高齢者が増えています。統計は⇒スポーツ施設使用料
60代になると代謝が悪くなりますので、私もチョット油断すると腰回りに脂肪が残っ
てしまいます。トレーニングしながらサプリメントも摂取しています。統計は⇒サプリ使用料
この様に若い頃には想定していない資金も増えますので、余裕を持った資金設計
をして参りましょう。
高齢になって資金不足から借入をする事のない様に早めの資金設計が肝要です
これからは、住宅も取得より賃貸という選択肢も必要になると思われます。
こだわりも大事ですが、心を柔軟にして健康でお過ごしください。
市川のひとりごと、、、でした。
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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