2024.08.29
いよいよ警戒されていた台風10号が九州地方に上陸しました。今回の台風は速
度が遅いため被害も広範囲に及ぶ可能性がありそうです。気象情報は⇒こちら
台風と同じくらい警戒していた新型コロナに再度感染してしまいました。感染経路
は前回と同じ主人の職場からで、多方面に注意を払っていましたが回避できず
悔しい限りです。今回気付いた点は、症状に気付く時点で既に家中にコロナ菌が
広がっており、特に台所・トイレ・洗面所などの手拭きは同じタオルを使っていれ
ば感染します。診断を受けた後に隔離しても遅いということです。前回の症状より
は緩和された様に感じますが、やはり咳と鼻水は長引きます。菌が以前より強く
なっているとか、治療薬は5類のため15,000円~30,000円は掛かるという情報で
したので覚悟はしてましたが、薬に関して私の場合、総合感冒薬の「サラザック
配合顆粒」+解熱・痛み止め「カロナール」を3日分の処方で健康保険適用、診
療報酬と薬代で2,700円でした。やはりワクチン接種は必要だと再認識しましたの
で年内にもう一度接種予定です。(個人差はありますので重症の場合は高額が
見込まれることもあります)
さて、昨年4月に始まった「相続土地国庫帰属制度」の進捗に関する記事(8/17)
が信濃毎日新聞に掲載されていました⇒土地国有化
国土交通省の概要は⇒こちら
法務省の現況については⇒こちら
これによれば、R6.8.19時点の申請数2481件に対し、帰属件数667件、却下11件
不承認30件、と略承認の可能性が高そうです。私がお客様からのコメントで多い
山林については境界線の確定が難しく、設定には多額の費用が掛かってしまう
ので利用を断念される場合が大半です。国に治める負担金は20万円、他に登記
変更等に掛かる費用等が必要となるため、足踏みされる方もいらっしゃいます。
相続による引き受けてが見付からないまま登記変更がされない「所有者不明土
地」などは自治体が公共事業をする際に用地買収の交渉が進まない等の支障
が出ますので相続手続きをスムーズに進めるためには、先ず音信不通の家族が
いらっしゃらないか事前に分かる様にしておきましょう。ただ拒否しているだけで
は何の解決にもなりません。今年4月に施行された制度で、相続により不動産を
取得したら3年以内の登記申請が義務付けられました。合意がされないまま長期
化するケースも多くみられます。揉めていて手が付かない場合は専門家(弁護士
司法書士・税理士・FPなど)の力を借りて進めて行きましょう。
※台風情報を確認しながらお過ごしください。
市川のひとりごと、、、でした。
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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