2024.08.05
最近、処方箋調剤薬局に行くと「今お薬が不足してるので今迄のメーカーとは違
いますが成分は同じです」と言われて処方された経験はありませんか?コロナが
流行していた頃に聞いた会話が今また起こっていると思うと一体どこに流出して
いるんだろうと思い調べてみたところ、現在、処方された薬の飲み残しが500億
のロスとなって残っているとか。継続して飲む必要があるクスリなら診察の際に
手持の残薬を医師に伝えれば差引いて処方してもらえますが、短期で治る病気
などに多めに処方されれば残ってしまいます。以前、耳鼻科を受診した折りには
「1回の診察では上限6種類まで出せるから、」と言いながら「こんなに飲む必要
があるんだろうか」と思ったことがあります。結局4日程で症状が落ち着いたので
6日分が残ってしまいました。総じて考えると医師の処方も多すぎるのでは!?
現在は県単位で必要のない薬の回収を始めている様子が⇒こちら
回収したものを全て再生している訳ではなく、家庭に残っている薬の使用期間が
過ぎていても自己判断で飲んでしまったり、幼児や老人が飲んで事故に発展し
てしまう事を防ぐ為でもある様です。この資料によると11ページには、薬が残って
しまった原因を調べて処方した医師と相談の上、投与日数を減らしたり、その薬
が有効に使えるか薬剤師がチェックして薬の無駄を無くす。とあります。
また、医師の処方により調剤された薬でも、それが原因で副作用や健康被害が
あった場合は「医薬品副作用被害救済制度」という公的な救済制度があります
が家庭に残っていた薬を自己判断で服用したことで健康被害が発症しても制度
を受けることはできません。参考情報は⇒こちら
薬は用法・容量を守って正しく使用しましょう。
さて、2日に発表されたアメリカの雇用統計が市場予想を下回ったことをうけ景気
が後退するという懸念から米マーケットでは5日午後に入り株安と円高が加速し
その影響を受け日経平均株価も、本日の終値は過去最大の4,451円安となりま
した。投資家心理を表すVIX指数も20を超えると強い警戒感を示すとされていま
すが5日現在では42.87を示しています。日経新聞記事は⇒こちら
ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏のコメントによれば恐らく今日が売りのピーク
となった可能性もあるとの見方。下がったところで売りを急げば意味はないので、
静観することにします。
市川のひとりごと、、、でした。
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
受付時間9:00-18:00 月-金