市川のひとりごと vol.79

いよいよパリオリンピックが開幕しました。昨晩 帰宅してテレビをつけたら丁度、

柔道女子52キロ級で阿部詩選手の試合が始まったところでした。早々に相手の

選手（世界ランキング１位）の指が阿部選手の目に当たった様に見えました。そ

の後も何度か目を気にしている様子でしたが、そのスキを突いた瞬間 足技を取

られてしまった様に見えました。東京オリンピックでは金メダルを獲得していただ

けに、悔しかったと思います。試合終了後に大泣きしている様子は、私がこれ迄

オリンピックでは見たことが無い程の激しさでした。その様子を見ていた観客の

多くは地元フランス人でしたが一同に「ウタ、ウタ」と名を呼びながら、労いの拍手

で盛り上げてくださる様子には感動しました。正に国境を越えての応援ですね。

7/29付の毎日新聞記事によれば、ルーツは遡る事約90年前に、日本の柔道家

がフランスに渡航して柔道教室を開き指導をされたことが発端となり1940年には

フランスに柔道協会を設立されています。また「教育的な競技」という印象も強く

若者に対して競技参加を推奨する雰囲気がある様です。この様な歴史的背景も

あり、今回の声援に繋がったのですね。バブル期に多くの日本人が海外旅行に

出掛けていた頃、旅行社の方から「フランスに旅行に行くのならフランス語を勉強

して行かないと英語で話せば相手にされないほど、プライド意識が高いです」と聞

いてたので少し距離を置いていましたが、今回の声援する姿を見て改めました。

何処の国も歩み寄れば理解し合えると。だからこそロシアによるウクライナ戦争

も、そろそろ歩み寄ることはできないのでしょうか？北朝鮮や中国を巻き込む必

要もないはずです。オリンピックはスポーツを通して人間育成と世界平和を究極

の目的としていますので、より平和な関係になることを期待するところです。

さて、明日から日銀の金融政策決定会合です。6月の金融政策会合で宿題にな

っていた追加利上げについて、どの様な方向になるのか気になるところですが

追加利上げとなれば、変動型の住宅ローン金利にも影響が出る見込みです。

⇒こちら

このところドル安方向に動いているのも、日銀の追加利上げを意識した結果と

みられるのでは。。

市川のひとりごと、、、でした。