街を造り、日常をつくる。株式会社ヤマウラ

2024.05.30

市川のひとりごと vol.73

市川のひとりごと vol.73

昨日は、前線や低気圧の影響で長野県内でも豪雨による被害を受けた地域も多かった様子

です。皆さんのエリアは如何でしたでしょうか。本日は束の間の晴れ間ですが31日には再び

台風1号の通過に伴う豪雨の予報です。早めの対策を講じてください。

前回のコラムでは、Z世代の中にも活躍の場を切り開いている社長と 共に切磋琢磨しながら

今の社会ニーズに乗ったビジネス展開をされている企業の紹介をしましたが如何でしたか?

活躍できる環境が見付かる手助けができればいいのですが。今週私の目に留まった記事は

米CNNが取り上げた、アジアのMZ世代(1980年代初め~2000年代初め生まれ)に多く見ら

れる「引きこもり」人口の増加とその傾向でした。日米の主な世代の呼称は⇒日米世代呼称

現在のデータから日本国内では150万人におよび、ある大学の心理学科の教授によれば

「多くのMZ世代は完璧主義性向を持っているので、過度に自己批判的で失敗を恐れる傾向

があり、挑戦した結果が自分の基準に合わなければ非常に落ち込み、不安に思う」と分析

しています。詳しい記事は⇒こちら

 

但これは統計的な傾向に過ぎず全てではありませんが、その理由の一つとして別の大学の

研究員の報告からは前回のコラムで私がコメントした内容と同じくして「インターネット使用の

増加と対面相互作用の減少が、引きこもりの全世界的拡散を主導する可能性がある」とし、

コロナ禍の外出自粛が大きく影響した可能性があると話しています。ここから読み取る原因

の一つに「少子化」も挙げられます。ここの対策案として政府は出産や子育て費用の支援を

優先していますが、MZ世代に必要なのは完璧主義ではなく「自分を追い込まず、許すこと」

と その悩みを聞ける環境づくりと、誰かに相談できる勇気をもつこと」だと思います。

私が相談業務に関わるなかでMZ世代から感じ取れるものは、欲を封じ込めて今ある環境の

中で無難に生きて行ける方法を模索している様子です。バブル崩壊から失われた20年間の

日本経済下では、個人一人一人が絶えることを学習してしまったからなのでは、、自分が苦

しかった事を子供には経験させたくないという思いが強いから「子供は生まない」という発想

にもなっているかと。今 政府に期待することは、小手先だけの資金援助ではなく精神面での

安心感をもてる環境づくりを進めていただきたいのです。数年前から所得税を減税して地方

に責任転嫁した分、実質 地方税や事業税をアップした結果となった訳ですから、もっと地域

毎にできる事から築き上げて行けたら、かゆい所に手が届く様になるのではないでしょうか。

 

 

市川のひとりごと、、、でした。

プロフィール


株式会社 financial proxy

代表取締役 市川恵美子

1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。

ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。

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