街を造り、日常をつくる。株式会社ヤマウラ

2024.04.05

市川のひとりごと vol.68

市川のひとりごと vol.68

今週は気温が上昇している為か、松本市では早咲きの桜を目にする機会が多くなりました。

皆様のお住いの周りにも、桜に限らず春を感じさせる草花が可憐に咲いていることと思われ

ます。桜情報は⇒こちら 

そんな中、石油輸出国機構(OPEC)プラスは今の減産目標の据置を決定しましたが、供給

減につながるとの見方もあり5ヶ月ぶりの高値をつけました。原油価格の上昇は世界的に

インフレに向かう可能性を秘めており、日本においては補助金支給により高止まりしていま

すが、この制度が取り止めになった時点でガソリン価格はどこまで高騰してしまうか恐ろしい

限りです。先日の金融政策会合で「ゼロ金利」は終了したものの円売りが続いている中での

物価上昇は我々の生活に多方面で影響が出てしまいます。原油関連の記事は⇒こちら

地球の温暖化対策や原油の枯渇を予測して始まった減産ですが2020年にカーボンニュート

ラル宣言を発表し、世界的規模で2050年を目途に進められています。環境省の解説は⇒こちら

 

日本ではガソリン車の廃止は果たせるのか、 参考記事は⇒こちら

いくつか情報を確認しましたが、世界で取組んでいる中で日本が出遅れているのは、電池の

生産量が世界で2位の企業があれば、それを搭載できる車創りに尽力する自動車メ-カー

も存在するため、ガソリン車廃止というよりハイブリット車の開発を進めていると言う状況です

家計に於いてもハイブリット車購入準備に向けてコツコツ積立ててゆく枠が増てしまいました

物価の上昇に伴い賃金の見直しもされれば理想ですが、これ迄の日本の体質から想定する

と中小企業においては、なかなか商品の値上げに踏み切るタイミングは難しく、とは言え消

費者の生活費は(私の見解では)1回の買い物で支出が20%位は増えている様に感じます。

年収が増えない状態が続けば貯蓄の取り崩しとなってしまいます。ならばNISAを有効に活用

して増やしてゆくことも重要です。ただ、焦ったら失敗して逆に目減りしてしまうことも考慮しな

がら自分のリスク許容度(自分が負えるリスクの程度)に合った商品を選択してください。

住宅取得を検討されている方は物価高騰の折り、当初予定していた価格を上回っています

ので、ランクの見直しや装備品の検討は必須です。家族で話し合いながら絞り込んでいって

ください。金利の転換期を迎えた今は、高いと思っても固定金利の方が将来安心かと。

フラット35(住宅金融支援機構=長期固定金利)利用者調査は⇒こちら

 

必要な情報が取り出せる環境が整ってきましたので、人任せではなく自ら探して自分の価値

感に合ったライフプランを築き上げていってください。

 

 

市川のひとりごと、、、でした。

プロフィール


株式会社 financial proxy

代表取締役 市川恵美子

1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。

ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。

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