2024.01.11
新年早々に能登半島地震が発生し甚大な被害をもたらしました。被災された方々にお見舞
い申し上げます。避難所生活をされるなか追い討ちをかける様に降雪となり、お辛い環境か
と思います。体調を崩されない様に皆さんで声を掛け合ってお過ごしください。
政府は2024年度の予備費の中から47.4億円を投じて支援策を検討されていますので改善さ
れて行くことを期待するばかりです。どうか耐え抜いてください。
日本FP協会から「災害に備える くらしとお金の安心ブック」が発刊されており、PDFで取り出
せるようになっています。事前に備えておくことや被災した時に役立つ情報がまとめてありま
すので、ご利用ください。 ⇒こちら
NHKの災害の備えについての情報は⇒こちら
心配ではありますが、次の情報に移ります。
大発会では日経平均株価が700円も下落しましたが投資材料が好転したため国内外の投資
家から積極的に買いが先行し、33年11ヵ月ぶりに34,000円台に乗りました。
2024年から新NISAがスタートしたこともあり、今後は投資熱が高まって行くと思われます。
市場関係者のコメントは⇒こちら
以前にコラムで紹介しましたが再度 新NISA の要件は⇒こちら
注意点を一つ。NISA口座内であれば売買益や配当金に掛かる課税が免除と思われていま
すが、配当課税について受取方法を間違えると課税になってしまうことはご存知でしょうか?
新NISAの配当課税については⇒こちら
NISA口座は一人一口座となっていますので複数の金融機関に開設することはできません。
只、年間の投資枠の中で多銘柄を保有した場合、どの口座でどの様に配当金を受取るかが
ポイントです。ネット証券はノーロード(取引に手数料が掛からない)の商品が多いこともあり
初心者でもネット証券に開設される方が多く見受けられます。この選択についてアドバイスを
受けていなければ、どれでもいいと思ってしまうかもしれません。受取り方の比較表をみて頂
くと「株式数比例配分方式」が望ましいことが解ります。
もしも違う方法を選んでしまっていた場合は、決算に伴う配当の時期以前に変更手続きを済
ませれば間に合いますョ。投資を始める前に要件を整えておくことが肝要ですから、選択に
困ったら電話によるカスタマーサービスセンターもありますので確認しておけば安心です。
投資はライフプランに合わせて資金が必要な時と、投資商品の解約できるタイミングが合わ
ない時も想定して、無理な投資はしない様に流動性の資金も残しておきましょう。
市川のひとりごと、、、でした。
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
受付時間9:00-18:00 月-金