2023.08.19
台風7号の影響で、お盆に帰省などで賑わう筈だった光景が交通機関の運休により、
空港やJRの駅で立ち往生されている方々のニュースに変わり、各地でも被害があった様子でした。
皆様の周辺は如何でしたでしょうか?
同時に、すっかり新型コロナウイルスは消滅したかの様に、密集の中マスクをしないで何時間も
待機されていましたが大丈夫だったのでしょうか?
5/8以降は「定点把握」に変り、全国で5000の医療機関のみの報告となっただけでなく、
公開される迄に時間が掛かるのでデータは実際より少ないと思われます。
NHKの公表値は⇒こちら
全国的に増えている様子が伺えます。現在は「5類」に移行していますので、治療費は自己負担を
伴います。予防に心掛けましょう。
さて、経済の方はと言いますと夏の解放感もあってか危機感をあまり感じていない方が多いですが、
冷静に数字を見てみると、手元にお金が残って行かない理由が見えてきます。
第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野英生氏のコラムから読み取ると、世界中では幾つもの
弊害が起きているのに、ほとんど問題視していない事があるとコメントし、結果「インフレ課税」で
割負けている事に気付いていないと言っています。⇒こちら
日銀は7月の金融政策会合で、長期金利が0.5%~1.0%に上昇すると容認しましたが、
消費者物価の見通しを2.5%に上方修正しました。単純な引算をしても割負た分は
「見えない税金」を支払っているのと同じことになり、従って老後資産の運用利回りは、
3.6%必要になると。。。
実際のところ、原資には手を付けず零れ落ちる3.6%を使えるお金と考えるとNISA枠を上げただけで
金融教育をしなかったら増やすより目減りしてしまう方が考え易のでは。。。
今回の税制改正は見切り発車に思えてなりません。
とは言え現状維持では枯渇してしまいますから、ご自分に合った増やし方を見付けたり、
リスク許容度を踏まえた商品選びに心掛けてください。各証券会社でも投資セミナー等を
開催していますので、プロの方々のお話を聞いて自分に合った投資スタイルを模索してみませんか。
今年も残り 1/3 になってしまいました。
時間を有効に使いましょう。
市川のひとりごと、、、でした。
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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