2022.10.28
毎年この時期になりますと、年度末まで早足で過ぎて行きます。
そんな中、岸田政権は年金財源の穴埋め策を具体的に進めている様子です。
国民年金は、原則20歳から60歳迄の強制加入で、受給開始年齢は65歳からで
したが、改正点は加入期間を65歳迄に延長し、受給開始年齢を70歳からとする
方向です。サラリーマンに於いては、高齢者雇用安定法により2025年から65歳迄
の雇用確保が完全義務化になることから、「70歳迄の継続雇用制度」が努力義務
とされます。これに準じて厚生年金の受給開始年齢も67歳~68歳・70歳と段階的
に引き上げられる為、概算だと78歳で元本確保だったのが83歳まで元気で受給
しないと元本割れになってしますイメージです。
令和2年度の年金法改正の概要は⇒こちら
それに伴って、自営業者の将来の受給額を増やす為に国民年金基金(上乗年金)
の加入可能年齢を60歳から65歳に引き伸ばしました。
サラリーマンの上乗年金となる「確定拠出年金 企業型」や「iDeCO 個人型」も改正
の概要にある様に、企業型は70歳未満まで加入可能、iDeCoは65歳未満まで掛金
の継続が可能となるので、受給できる年齢もその分遅くなる訳です。
これらを総じて思うことは、これまで国が負担していた分を国民個々に委ねている
わけで、これも自己責任の範囲となります。
とは言え、65歳以降の体力維持はかなり厳しいと思われます。病んでいたら掛金
を取られただけで回収ができなくなります。
この日本で元気に生き抜くためには、健康でなければなりません。厚生労働省の
アクティブガイドは⇒こちら
今より10分多く体を動かそう!を目標に、運動習慣を確立する為の気付きの工夫
が掲載されています。
私事ですが、体力維持と筋力アップのために「女性だけの健康体操教室○○○○」
に通っています。一周が15分で二周が基本コースですので、スケジュールの合間
に時間が取れる範囲で行って、シマラナイ体にカツを入れています。
そのお陰か、朝の目覚めが良くなった様な気がしますョ。
皆さんも、時間を絞り出して鍛えてみてはいかがでしょうか?
市川のひとりごと、、、でした。
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは24年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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