街を造り、日常をつくる。株式会社ヤマウラ

2025.05.09

市川のひとりごと vol.106

市川のひとりごと vol.106

今年のゴールデンウイークは4連休となりましたが、皆さまはどの様に過ごされましたでしょうか?

私は例年、熱海で過ごしておりますが、年々開発が進む街並みを見ることで、明日の活力に繋がります。

そんな熱海市もバブル崩壊後は大型ホテルの経営破綻が相次ぎ2006年には市が「財政危機宣言」を発出。

ゴーストタウン化した町を衰退から一転してV字回復に導いたのは熱海市出身のこの人です。⇒こちら

 

東京のコンサルティング会社に勤めていた市来広一郎氏は、2007年にUターンし熱海再生の志を持って

「NPO法人atamista」を立ち上げたそうです。手始めに地元民が地元を楽しむ為の一環として、

地域の人がガイドを務める体験型ツアーを仕掛けました。それにより地域の人が地元に満足を

覚えることで訪問者に対しても「心からのおもてなし」ができる様になったようです。

顧客満足に繋がれば自ずと観光客も増えます。シャッター街と化していた「熱海銀座」も現在は

地元の人達が集まり、外の人とも交流ができる場としてコミュニティスペースをつくり

更には商店街で干物を購入する流れをつくる事で、地域にお金が落ちる仕組みも創設しています。

「市民全員参加の町おこし」を実現するには中心となる人のカリスマ性と統率力が重要ですし、

結果を出し続けなければ市民もついて来ないものです。特に長い歴史の中では、土地所有者が

複数にまたがってしまう事で開発が足踏みする傾向は何処の地域でもありうる話です。

明治時代の「家守」の役割を市来氏の会社が請負うことで6年で空き店舗を無くし、

シャッター街の活性化を実現しました。東京からのアクセスも良く、どの年齢層にも

刺激を受ける街づくりは現在進行形、近郊の既存客層を厚くすることを優先する戦略でしたので

インバウンドは箱根エリアより少な目ですが、これから世界の観光客を取込める町に進化を遂げて

行けると確信します。何故なら行政だけでなく市民も一丸となって街づくりを推進しているからです。

これからも熱海市が発展して行く様子を見守りながら私自信もパワーを吸収し、相談に来られる

お客様により良い提案ができるよう努めて参ります。

 

 

 

~市川のひとりごと、、、でした~

プロフィール


株式会社 financial proxy

代表取締役 市川恵美子

1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。

ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。

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