2025.03.28
春の風物詩には、桜や菜の花、うぐいす等ありますが、ここ数日は全国的に黄砂が
飛来し駐車していた車等に降り積もった様子を確認されたかと思います。
例年桜の開花宣言が始まる頃に中国大陸から偏西風に乗ってやってくる、受入れ難い
風物資です。迫るトランプ関税策の主に自動車・半導体・医薬品・銅・木材等に課せられる
関税率は25%決定でしょうか?週明け4/2に注目です。
自動車の輸出が主力の日本にとって、25%の関税率は痛過ぎます。ただ、世界に関税を
強いれば祖国もインフレに陥るはず。それによりトランプ氏が一段と苦しい立場に
追い込まれることは解っているのでしょうか?また、各国の報復関税により世界経済が
悪化すれば、やっと利上げを始めた日本は逆戻りするしかないのでしょうか。。
そんな心配を他所に、本日は待ちに待った「高輪ゲートウェイ」が街開きしました。
JR東日本が単独で取り組む初の大型複合開発となり、2020年に一足早く「高輪ゲートウェイ駅」を
開業し総額6000億円を投じて進めてきた開発です。コンセプトは「100年先の心豊かな
暮らしのための実験場」「高輪ゲートウェイ」町開きの詳細は⇒こちら
新型コロナウイルス禍のテレワーク定着で、首都圏の沿線人口も今後は減少が
見込まれますが、そこを利用するメリットを前面に出すことで、昨年の「非鉄道」
事業の営業利益を今後10年で倍増させる計画。喜勢社長は「鉄道と不動産やスイカなど、
生活ソリューションの二軸で成長を目指す経営」を貫く考えだと。
JR東日本の喜勢陽一社長が見すえるその先は⇒ こちら
中でも興味深いのは、垂直離着陸ができる「空飛ぶクルマ」の発着拠点を設け、
首都圏内だけでなく地方へも運行する計画が盛り込まれていること。この機体は
関西万博で初披露される予定です。来年完成予定の高級賃貸MSや医療機関など
様々な機能も、東京大学やシンガポール国立大などと提携して、国内外の
スタートアップが入居できるビジネス施設に繋げる構想。JR東日本グループの経営
ビジョンに「都市を快適に」「地方を豊かに」「世界を舞台に」を掲げています。
鉄道と駅、「スイカ」のデジタルデータを有機的に結び付けた都市開発には、人口
減少に歯止めとなる程の魅力満載の都市を築き上げ、それが世界を日本に呼び込み、
さらに地方へといざなう役割を負えた時、新たな輸出産業の創出につながるかも
しれない。。と編集委員の高橋さんは期待を込めて執筆されています。
アメリカの政策に一喜一憂するだけでなく、日本にしかできない街づくりが実現すれば、
MZ世代の心にも響くものがあると期待します。
~市川のひとりごと、、、でした~
株式会社 financial proxy
1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。
ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。
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