街を造り、日常をつくる。株式会社ヤマウラ

2025.03.24

市川のひとりごと vol.101

市川のひとりごと vol.101

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますが、このところ松本市周辺では雪が降っては

解け降っては解けを繰り返しており、スッキリしない天候が続いています。

そんな中でも、雪の合間から梅の木には五分咲きの花がさり気なく、

でも力強く咲いている様子を目にすると、心が癒されます。思わずニッコリ。

18日に、2025年度の地価公示価格が発表され、全用途の全国平均が2.7%上昇しており、

長野県内でも白馬村や野沢温泉村などのスノーリゾート地での別荘需要や

軽井沢町近辺での移住ニーズなどにより全用途平均で0.7%上昇しました。

地価公示3/18の記事は⇒こちら

 

不動産鑑定士の塚田英二郎氏によると、テレワークによって移住定住の需要が喚起され、

別荘地に限らず最近では商業地にも地価上昇が波及しているとか。

また、子育て支援などの充実で移住者を集める松川村や、官民による駅前の賑わい創出が進む

小諸市が上昇に転じた様子です。先日とあるテレビ番組を見ていたら、飯山駅を降りて野沢温泉に

向かう道すがら、合うのは地元民より外国人の方が多かったと諏訪市出身の藤森慎吾さんが話していました。

長野県の地価公示関連記事は⇒こちら

 

長野県の経済も連動することを期待します。

時期を同じくして、18日・19日に開かれた日銀金融政策会合では 金融政策の現状維持を決め、

無担保コール翌日物金利(変動金利連動)を0.5%に据え置く方針で、要因としては、

トランプ米政権の関税政策の影響が大きく、4/2に導入される「相互関税」の方針によっては

円高傾向だったドル円相場も円売りに転換される可能性は高く、BNPパリバ証券の

河野龍太郎氏によれば「日銀による次の利上げのメインシナリオは6月」と予想しつつも

「トランプ政権の関税政策に伴い世界経済が不況に向かうことになれば、利上げを

停止するだろう」と指摘しています。本日、植田総裁は「こういうご時世なので、

海外の経済・物価動向を巡る不確実性については非常に心配している」と述べたことから

円売りが優勢になりました。

日銀の金融政策会合(3/19)の準備段階は⇒こちら

4/2の米相互関税の発表に関する記事は⇒こちら

 

しばらくの間は、世界株式の積極投資は少し控えめの方が無難かもしれません。
勿論、投資は自己責任となりますから。。

 

 

~市川のひとりごと、、、でした~

プロフィール


株式会社 financial proxy

代表取締役 市川恵美子

1995年に長野県初の独立系FP会社を設立。日本FP協会認定教育機関として、FP養成講座を開講。現在は、セミナーの他、専門家の協力を得ながら財産コンサルに伴う相続対策・住宅ローン相談や保険の見直し等、生活にまつわる資金設計を行う。

ヤマウラ様とのお付き合いは25年を迎え、毎年社内の営業担当者向け勉強会を実施、また、個別相談も承っております。

まずはお問い合わせを!
WEBからのご相談も受付中!

Contact

フリーダイヤル:0120-615-910

受付時間 / 9:00-18:00 月-金