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2024.11.15

システム建築とは?
システム建築の特徴を解説

システム建築は、工場や倉庫などの大規模施設の建設に向いている工法です。この記事ではシステム建築の特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。工場などの建設を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

システム建築は重量鉄骨造が多い

システム建築は、特に工場や倉庫、体育館などの大規模施設で採用されることが多い建築工法です。厚さ6mm以上の鋼材を使用した「重量鉄骨造」の建物が主流で、その名のとおり建築プロセスを「システム化」することで低コスト・短納期・高品質の実現を図っています。

システム建築は柱の少ないレイアウトで広い空間を作れるため、開放的な施設を建設したいときに最適です。

 

システム建築のメリットとデメリット

建物をオーダーメイドで計画できる在来工法とは異なり、システム建築と在来工法ではそれぞれに特徴があります。システム建築のメリットとデメリットをまとめました。

メリット

工期が短い

システム建築の大きなメリットの一つは、工期の短縮です。あらかじめ工場で部材を製造し、現場で行うのはその部材を組み立てる作業のみ。天候や現場の状況に左右されることが少なく、安定したスケジュール管理が可能です。現場での作業時間を減らすことで全体の期間も短くなるため、事業の早期立ち上げを目指すならシステム建築がおすすめです。

 

コストを抑えられる

システム建築では、規格化された部材を大量生産するため、材料費を削減できます。さらに、現場での施工作業が減ることで、労務費を削減できるメリットもあります。工期の短縮により、工事期間中の経費や資材管理コストも抑えられるため、全体的にコストを削減できます。

 

品質が保証されている

システム建築では、あらかじめ仕様が定められた部材を使用するため、品質の安定性が確保されます。部材は工場で精密に製造されるため精度の高い部材を製作でき、さらに工場内で検査やテストを行うことで確かな施工品質を確保します。このように、一貫した品質管理をできる点がシステム建築の強みです。

 

デメリット

デザインの自由度が低い

システム建築は標準化された設計に基づくため、デザインの自由度に制限があります。特に曲線を取り入れる等の変わったデザインや天井高の高い建物は対応できないことも。特殊なデザインや複雑な設計を希望するなら、システム建築は向かない可能性があります。

 

個別対応に制限がある

システム建築は規格化された部材や設計を前提としているため、敷地の形状に合わせた構造変更や、一部の仕様を個別に対応するのが難しい場合があります。狭小の土地の形状に合わせて建物を配置したり、斜面を活かして階高を変える等の建築計画では標準化された部材が適応しにくく、システム建築では対応できないことがあります。

 

ちなみに

システム建築とプレハブ工法の違いは?

システム建築と似た工法に「プレハブ建築」があります。どちらも工場であらかじめ部材を製造し規格化することで、高精度かつ低コストな建築を可能にしています。

「木造」や「鉄骨造」などと呼ぶ構造とは違い、「システム建築」も「プレハブ建築」もかっちりした定義があるわけではありません。ただし、慣例的に、プレハブ建築といえば比較的小規模な施設や住宅で、部材の厚さ6mm未満の鋼材を使用した「軽量鉄骨造」の建築を指す際によく使われる言葉です。

軽量鉄骨造に比べると、重量鉄骨造の方が広い空間を必要とする施設に適しています。軽量鉄骨造はコスト面での優位性があるものの、強度や耐久性の面では重量鉄骨造に劣るため、工場や倉庫でも大規模な建物には「システム建築」が採用されることが多くなります。

 

まとめ

今回は、工場や倉庫を短納期で作れる、費用対効果の良いシステム建築について詳しく解説しました。ご計画される土地や工場を踏まえ、採用できるか決まっていきます。システム建築も1つの工法として、大規模建築物やシンプルな建物では是非検討されてください。また、システム建築といっても建設会社により特徴も異なるので、まず建設会社に相談してみましょう。

 

システム建築をご検討の方へ

当記事を読んで「システム建築」にご興味がある方はぜひ、ヤマウラへご相談下さい。

弊社では在来建築やプレハブ建築はもちろん、システム建築でもご提案ができます。前項でご紹介させていただきましたが、システム建築にはメリットが多いです。

ヤマウラのシステム建築では最大60mスパンの無柱空間を実現できます。これまで数多くのシステム建築の実績がございます。お客様のご要望により最適なご提案をさせていただきます。ぜひ、ご気軽にご相談下さい。

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