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なんでもやる、そこがヤマウラの魅力
ものづくりには、もともと興味があって、私は小学生の頃にミニ四駆がブームになって夢中になった世代です。大学では医療工学を専攻しましたが、就活のと き、ヤマウラの仕事内容に大きな魅力を感じました。エンジニアリング事業部では、電気や機械、工事まで総合的に手がけています。一本の道に捉われず、いろ んな方向から仕事にアプローチできる。他の会社では、例えばソフトウェア会社であれば、プログラムは組むけれど、電気や筐体は外注業者に依頼したりしてい ます。ヤマウラでは筐体の板金図面から塗装の図面まで描いたりしますから、その多様さが何よりも素晴らしいと思いました。
現在の仕事は、ダムの制御システムをつくることです。主に三重県と静岡県のダムを担当していますが、仕事によっては北海道から沖縄まで全国へ出かけていきます。日本中に活躍できる場があるのもエンジニアリング事業部の魅力ですね。

「分業」しないからこそ、大きな夢が描ける
最近手がけた大きな仕事は、鹿児島の案件ですが、気象庁の観測装置を160台も造るという一年がかりのプロジェクト。うちの工場で約70台の装置を造って、ちょうど納品したところです。更に年末から大きなプロジェクトが入ってくる予定があり、これも楽しみにしています。
仕事の特徴として、もう一つ、全てオリジナル製品であることが上げられます。手のひらサイズの装置から、ディスプレイが何十台も並んでいるような大規模な データ表示板まで、しかも、そのシステムから筐体までフルオーダーメイド。時にはダム管理室のデスクまで造ってしまいます。ですから、電気だけの知識では なく、機械の構造的な知識や諸々のものづくりの知識が必要。分業ではなく総合的にできるところが、働いてみて、やはり面白いと実感しています。就活中の学 生さんたちへのメッセージとしては、そういう部分が魅力ということ。好奇心が掻き立てられるというのがポイントで、普通はなかなか味わえません。
私個人の将来の夢としては、ダム制御の上流から下流までの一切を自分で造り上げたい。水門のハード制御や河川の放流警報もふくめて、人の安全を守っていけ るような、まるごとのダム管理システムづくりです。こういうビジョンを描けるのは、あえて分業化していないヤマウラだからこそだと思います。